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奈良女子大学附属中等教育学校 令和7年度入試を占う①
奈良女子大学附属中等教育学校

本日、令和7年度入試の出願者数が発表されました。

男子249名(昨年より16名増) 女子270名(昨年より17名増)

というものでした。児童数の減少と私立無償化の影響もあって受験者数の減少が目立っていた国立中学受験において、男女ともに受験者数が昨年より増加したことに驚くとともに奈良女の人気の高さを再確認できました。ただ、このまま全員が23日に受験を迎えるわけではありません。奈良女は、入試日の関係上、出願者数と受験者数が大きく異なります。昨年度は、男子233名出願に対し195名が受験し、女子は253名出願に対し214名が受験しました。今年度の受験者数を昨年度ベースで考えてみると

男子・・・208名   女子・・・228名

と予測できます。この受験者数を直近の受験者数の動きと比較してみましょう。

男子が200名を超えるとすると令和4年入試以来3年ぶりのことで令和2年入試に近いものとなりそうです。女子の人数はここ数年続いていた減少の流れに歯止めをかけるものとなりそうですが、令和5年入試の受験者数には戻りそうもなく上記7年間の中で2番目に少ないものとなりそうです。

気になるのは、合格者数です。奈良女の合格者数は他校と比べて流動的で読みにくいものです。ただ、附属小学校からの合格者数が

男子13名(昨年より4名減少) 女子18名(昨年より4名増加)

となっておりその反動を受けて一般入試の合格者数は、昨年より男子は増加、女子は減少とみるのが自然だと思います。そこで男女の合格者数を昨年ベースに予想すると

男子63名  女子53名

となりそうです。昨年男女の競争倍率の差がほぼなくなり、理想的と言えるものとなりましたが今年度はまた少し開きそうです。もちろん差が開くことを嫌がり、男子を減らさずに女子を多くとってくれれば嬉しいかぎりです。

この予則に基づく競争倍率を求めてみると

男子 3.30倍  女子 4.30倍

となります。これを直近入試と比較してみましょう。

男子は昨年と同水準、女子は昨年よりは若干難しくなりそうですが上記7年間では2番目に易しい水準と言えそうです。ただやさしいと言っても上記7年間の相対的な評価で人気校としての難しさは変わりがありません。駸々堂テストで男女とも偏差値60を軽く超えてくる学校ですので、まちがいなく厳しい入試になりそうです。

1週間に770分の授業+錬成タイム+サンデートレーニング+土曜日の午前中補習など、決して動画などでごまかさない骨太の授業計画。

国立中学問題集や15年過去問問題集などの優れた教材。3泊4日の勉強合宿やひのラボ(理科実験)、エナジード(面接対策)などを通じて学んだ実践力。

そして何より素晴らしいのは、空き時間すら無駄にすまいとする自学力。

いままでの頑張りを大いに発揮し合格を勝ち取られんことを願ってやみません。 がんばれ!ひのき塾のみんな!

 

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