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傾向と対策 – 一条高等学校附属中学校

一条高等学校附属中学校 傾向と対策

1.適性検査の概要

令和6年1月27日(土)実施

適性検査Ⅰ-文章や資料を読み解き、課題を整理して適切に表現する力や、自らの考えを事実に基づいて表現する力を測る。(試験時間45分) 満点 100点満点

適性検査Ⅱ-身近な自然現象やグラフ、図、データ等を分析し考察する力や、課題解決に向けて論理的に思考・判断し表現する力を測る。(試験時間45分) 満点 100点

面接-集団面接とし、入学や学校生活への意欲と適性等を判断する。(20分程度) 満点 30点

通学区域 奈良市全域
出願者 261人
受検者数 253人
募集人数 80人
合格者数 80人
合格者平均点 197.3点/250点満点中
実質競争倍率(受検者数/合格者数) 3.16

2.科目別・単元別傾向と対策①
傾向と対策 国語

適性検査Ⅰ(国語)【出題内容および傾向】

流れ星の正体、流れ星がもたらすもの、流れ星と人間のかかわりについて書かれた説明的文章。本文は流れ星という一つのテーマのみで構成されており、指示語の内容もすぐ前に書かれているため、文章全体の読み取りは平易なものであるといえます。
知識問題は「漢字の読み書き」、「漢字辞典の使い方」が出題された。本文内容についての問題は「抽象的な一文の言い換え」、「理由」、「出来事」といった、本文全体の内容を把握しているかを試す問題が出題されたが、記述はなく、記号とぬき出し問題でした。最終問題では、指定された空欄に言葉をあてはめて題名をつくり、自分の経験、意見について書く作文が出題されました。

ひのき塾の一条高附中合格への取り組み

説明的文章の読解において、筆者の意見と理由を読み取り、結びつけることができるかが最大のポイントだといえます。「何について書かれた文章なのか」、「そのテーマについて読者に伝えようとしていることはどのようなことなのか」、「なぜ、そのような意見をもっているのか」ということがつながる感覚をもって本文を読んでください。
ひのき塾では、理由について問われた問題だけでなく、記号の問題においても、「なぜその記号を選んだのか」、「なぜ他の記号を選ばなかったのか」という根拠について生徒たちに問う授業を展開しています。選択の根拠を述べられることは、本文中にある根拠を読み取る力に大きく影響し、また、自分のことばで説明することで、「言い換え力」の育成にもつながります。
入試における作文は、自分の意見や体験を書く問題が多い傾向にあり、読み手が、より具体的に書き手の人物像を捉えられる文章を書くことが求められます。ひのき塾では、どのような構成で書くかという指導だけでなく、その子らしさを出せるように個々人にあった指導をしています。

3.科目別・単元別傾向と対策②
傾向と対策 社会

適性検査Ⅰ(社会)【出題内容および傾向】

問1
用語記述(奈良時代に来日した中国の僧)
問2
記号選択(遣唐使の時期でないものをすべて選ぶ)
問3
記号選択(グラフや表から読み取れることをすべて選ぶ)
問4
記号選択(2つの雨温図から読み取れることをすべて選ぶ)
問5
記号選択(2つの雨温図から読み取れることをすべて選ぶ)
問6
用語記述(大陸名など)
問7
記号選択(食に関する地歴総合、1つ選ぶ)
問8
用語説明(「文明開化」を15~20字で記述)
問9
論述問題(異文化体験の具体例、多文化共生について160~200字で論述)

用語については、問われること量も少なく難しいものはなかったので、教科書に書かれている用語をおさえておけば大丈夫です。しかし、「文明開化について説明しなさい」という問いのように、用語を説明する力があるかどうかも見られます。つまり、設問を聞いて用語を答えるだけでなく、用語の内容を理解できているかどうかも試されます。
記号選択問題では、「すべて選び」という文言が入っているため、正しい答えにたどり着いた受検生は少なかったのではないでしょうか。常日頃から丁寧に学習を進めてきたかどうか、普段の学習姿勢が問われているとも言えます。
また、今回の社会の問題の特徴として、グラフや表の読み取り問題が複雑であったということが挙げられます。一つひとつ計算しなければいけないものもあり、かなりの時間を要したと思われます。
国語と合わせて45分ですが、最後に論述問題が待ち構えており、その作成に10分少々は時間を要したでしょう。普段から作文練習をしていないと時間が足りず160字を越えられなかったり、支離滅裂で一貫性のない文章になってしまいます。作文を見れば、その子の思考力だけでなく人物像もくっきりと見えてきますので、普段から物事を真剣に考える習慣をつけておかなければいけません。社会ではこの問題こそが、「一条に来てほしい生徒」に大きな影響を与えるのではないでしょうか。
総じて、見た目以上に問題の水準が高く、最後まで書けなかった受検生が相当数いたでしょう。知識、思考、論述、計算など求められる力が多岐に亘っており、「社会が得意」という子でも苦戦したのではないかと思われます。

ひのき塾の一条高附中合格への取り組み

受検をした塾生に感想を聞くと、
「国語よりも社会に時間が掛かった」「選択肢問題が難しかった」「普段から論述練習をしていてよかった」
と返ってきました。
ひのき塾では、「社会」の授業で基礎知識を身に付け、「表現社会」の授業で視野の広い思考力と記述力を伸ばす練習をしています。(詳細は「女子大対策」をご覧ください)
つまり、大教大天王寺や京教桃山を見据えて知識量を増やし、奈良女子大を目指して論述練習をしていたことが、一条中学の合格者数を伸ばす一翼を担ったと言えます。
過去問もないなかで対策など練ることはできませんから、自分を見つめ、一つ上、二つ上を目指して学力や思考力を高めてきた子が、余裕をもって合格できたのではないかと思われます。「奈良教室ブログ」に一条中学に合格した子たちの作文をまとめています(「合格速報第4弾」)ので、そちらもご覧ください。

ここ数年、地理の問題は平易です。記述力さえついていれば大きな差は開かないでしょう。問題数も少なめです。
歴史では、一つの事柄に対して、それがどういうものかと本質を見抜く力と、どのような影響を与えたのかと合理的に考察する力が必要となります。また、見たことも聞いたこともないような問題が時々出題されます。その際は、出題者の意図を想像し、社会で習ったことのどれに関係するのか類推する力が試されます。
公民分野では、自由に意見を書かせるものがよく出題されます。「なぜ?」「どうして?」と世の中で起こっていることについて、興味関心を抱くとともに、普段から自分の意見や考えを構築している方が望ましいでしょう。

下の写真をご覧ください。どちらも、ひのき塾主催の「女子大そっくり模試」の答案用紙です。左が小5の答案、右が小6の答案です。同一人物ではありませんが、2人とも奈良女子大附中に合格した子たちです。どちらもしっかりとした文を書いていますが、特に小6の子の答案は、解答用紙の枠をどれくらい埋めればいいのかということも計算に入れながら書いている様子が伺えます。

小5の答案

〔小5の子の答案〕

小6の答案

〔小6の子の答案〕

ひのき塾では「表現社会」の授業で、記述力だけでなく論理的思考力を身に付けられるよう、論述課題を子どもたちに書かせています。見たり、聞いたり、調べたりしたことをまとめてくるのです。いざ、自分で調べてみると、書きたいことがたくさん見つかります。
それらをまとめる作業をするなかで、自分の思考が深まっていくのです。いきなり清書はさせません。下準備を整え、下書きをし、文章を校正して初めて提出できます。
知識は与えられているだけでは足りません。自分から掴み取ったものこそが知識として定着し、思考の源泉となります。もちろん、通常「社会」の授業で基礎基本を習得しているからこそ、「表現社会」という実践が生きてくるのです。

下書き

〔下書き段階〕

清書

〔清書〕

全ての教科にいえることですが
「対策」というよりも、子どもたちの能力を根っこから伸ばしていくので、付け焼刃ではない真の力を女子大附中の先生方に評価してもらえているのではないかと思われます。

4.科目別・単元別傾向と対策③
傾向と対策 算数

適性検査Ⅱ(算数)総評

初年度となる令和4年度入学適正検査において、算数の検査問題はとりわけ難しいものではありませんでした。しかし、算・理合わせて小問が18問あり、図や表などの資料をある程度時間をかけて読み取らなければならない問題も多く、45分という検査時間は受検生にとって決して余裕のあるものでは無かったのではないでしょうか。
次に、出題形式ですが、記述問題が多く出題されるものと予想しておりましたが、令和4年度の検査問題においては小問10問のうち2問が記述式の問題で、残りの8問は数値または記号のみを解答する形式でした。ただ、一条高附中入試は初年度を迎えたばかりであり、今後もこのような配分が続くとは限りません。
また、奈良にまつわる問題が出題されるのかも気になるところではないでしょうか。令和4年度の算数の検査問題は大問2問構成でした。大問1は奈良にはまったく関係の無い出題で、大問2は奈良県の桜の開花日に関する出題でした。今回は大問2が奈良にまつわる出題となったわけですが、開花日の統計をはじめ、奈良にまつわる予備知識は一切不要でした。次年度以降も、奈良に関する問題は出題されると思われますが、奈良にまつわる統計や観光地などの予備知識は、算数の適正検査においては不要なものと推察されます。

【出題内容および傾向】

1小問集合の形式。

問1
速さに関する問題。(1)は道のり=速さ×時間の関係を用いればよいだけでした。(2)は「差集め算」の考え方が必要であり、受験用教材での学習をしていた受検生の方がやや有利な問題でした。
問2
立方体をきまりにしたがって積み上げたときの、立方体の総数を求める問題。各段に積まれた立方体の個数がどのように増えていくのかを調べる力と、正確な計算力が問われました。
問3
表に示された4種類のケーキの単価と売上個数を用いて、4種類のケーキの売上金額を求める問題。計算量もそれほど多くはなく、比較的取り組みやすい問題だったのではないでしょうか。
問4
4人の人物がどのケーキを食べたのかを調べた上で、選択肢から正しいものを1つ選ぶ問題。いわゆる「推理」の問題で、特に受験用教材で学習したことがある受検生であれば、対応関係を表に整理することで、容易に正解できたはずです。
問5
(1)は円形のケーキをおうぎ形に5等分したときの、1つあたりの中心角を求める問題。1回転の角の大きさを5でわるだけでした。(2)は正方形を5等分したときの切れ目となる線をかき入れる問題。正方形の周の長さを5等分することに気が付くことができれば、正解できたのではないでしょうか。

22002年から2021年までの20年間において、奈良県の桜の開花日が3月20日から何日後であったかを表す、折れ線グラフに関する問題。

問1
2005年の開花日を求める問題。グラフの縦軸が3月20日から何日後かを表していることに注意すれば、受検生は容易に正解できたと思われます。
問2
グラフの内容を正しく述べたものを、選択肢からすべて選ぶ問題。グラフをよく見て、日数を表す点や変わり方を正しく読み取る力が問われます。また、正解が1つではないという点にも注意が必要でした。
問3
20年間の開花日の平均を使って、2022年の桜の開花日を予想し求める問題。20年間の日数の合計、平均を正確に求める力、ならびに四捨五入が正しく行えるかどうかが問われました。

ひのき塾の一条高附中合格への取り組み

令和4年度の一条高附中の検査問題では、私立中の中学受験によく見られるような、特殊かつ高度な知識を要する出題は見受けられませんでした。問題文、図や表などの資料を注意深く読み取ることができるか、また、読み取った情報をもとに正確に解答できるかをみる内容であったといえるでしょう。そのような問題を解くにあたり、これから一条高附中を目指す受検生にはどのような準備が必要となるでしょうか。算数という教科の性質上、正確な計算力を身につけることは必要不可欠ではありますが、いくら日々コツコツと計算だけをこなしたところで、資料を読み解き活用する力は決して身に付くことはありません。また、一条高附中の適性検査では少なからず記述問題が出題されるという点において、どのように、どの程度記述すればよいのか、不安に感じている受検生も少なくないのではないでしょうか。
ひのき塾では、小学5年生より「算数」とは別に「表現算数」という教科を設定しています。「算数」においては、計算、図形、文章題といった、問題を解くための基礎力を養成しておりますが、「表現算数」では、「なぜそうなるのか」にこだわりながら、正答に至るまでのプロセスを重視した授業を展開しています。記述問題においては、だらだらと長く書けばよいというものではなく、要点を、簡潔におさえた記述が要求されます。説明➡式➡答えの3ステップを軸に、記述問題に対応するための答案作成術を養成してまいります。また、通常の「算数」に比して、さまざまな図・表を用いた問題を扱う機会も多く、「表現算数」は資料解釈力・資料活用力を身に付けるのにも打って付けの講座となっております。
小学6年生では、ブラックやスピードといった記述対策も実施しております。ブラックとは、記述問題の答案作成の練習をする取り組みです。記述問題といっても、式や文章だけでは説明しづらいケースもあります。文章だけで説明しようとすると、どうしても長々と回りくどい説明になってしまうような場合は、条件を図や表にまとめ、それを文章で補足説明する形で記述すると、見た目も簡潔なものになり、相手に伝わりやすくなります。このように、さまざまなアプローチから、正答に至るまでのプロセスを記述する練習を行っています。スピードとは、記述速度を向上させるための取り組みです。与えられた文章を、規定時間内に書き写し、それを読み返す練習を行います。解法は理解できているのに、記述すること自体に時間をかけ過ぎた結果、その問題自体、解き切ることができなかったり、他の問題に手が回らなくなったりした経験はありませんか。スピードは、限られた試験時間において、速く、正確に記述できる力を養成するための取り組みです。

ブラック(オリジナル教材)

ブラック

A4いっぱいに書かれた答案用紙

スピード(オリジナル教材)

スピード

3分間で書かれた答案用紙

我々ひのき塾の講師陣は、開校以来10年以上にわたり、国立中受験に特化した指導を徹底して参りました。それは、一条高附中入試にも十分対応しうるものと自負しております。また、令和4年度の一条高附中の新規開校に先だって、ひのき塾では令和3年の9月と12月の2回、「ひのき塾主催 一条高附中そっくり模試」を奈良県コンベンションセンターにて開催致しました。一条高附中合格を目指す多くの小5生・小6生の皆様にご参加いただき、特に12月実施時には参加者数150名を超えるビッグイベントとなりました。今年度以降につきましても、令和4年に実施されました適性検査の内容を分析し、より精度の高い内容で、一条高附中模試を実施する予定です。その際には是非ご参加いただき、一条高附中入試合格に向け前進していただければ幸いです。

5.科目別単元別傾向と対策④
理科 傾向と対策

適性検査Ⅱ(理科)【出題内容および傾向】

令和4年度の適性検査Ⅱでは、大問2題(小問8題)が出題されました。単元は、ろうそくの燃え方とダンゴムシの観察でした。出題内容と出題形式は以下のとおりです。

大問番号 出題内容 形式
3 問1 酸素の集め方について 記述
問2 酸素のはたらき 記述
問3 ろうそくが燃えた後の空気の成分 記号選択
問4 燃えているろうそくのまわりの空気の流れ 記号選択
4 問1 虫めがねの使い方 記号選択
問2 こん虫とダンゴムシのからだのつくり 記述
問3 ダンゴムシの習性 記述
問4 ダンゴムシの習性 作図

大問3の問1は酸素の集め方の手順を用意された実験器具を用いて、説明する問題。問題2は、実験結果にもとづいて酸素のはたらきを説明する問題、問3は、ろうそくが燃える前後の空気の成分の変化を考え記号で選ぶ問題、問4は、燃えているろうそくのまわりの空気がどのように動くかを考え記号で選ぶ問題が出題されました。

大問4の問1は、虫めがねを正しく使う方法を記号で選ぶ問題、問2はダンゴムシと昆虫のからだの違いを説明する問題、問3はダンゴムシの進み方の特徴を実験結果から考え説明する問題、問4はダンゴムシがスタートからゴールまでたどり着くように迷路を作成する問題が出題されました。

難易度は教科書レベルを超えるものはないが、与えられた実験、観察を読み取り、知識を活用して論理的に「考える力」が必要です。また、なぜそのように考えたのかを文章や図で表現する「表現力」も問われます。
一条中学を考えるならば、まずは小学校で習うレベルの基礎力をしっかり身につけることが必須です。そのうえで、さらに受験で問われる応用力(実験や観察を考察し、表現する力)も同時に身につけていかなければなりません。表現力を身に付けるには、日ごろから論理的に考え、覚えた知識だけに頼るのではなく、覚えた知識を利用し、問題にあった形に文章や図に変えていく練習をしていきましょう。
ひのき塾には、表現力向上に特化した授業があります。一条中学受験を控えているお子様は是非受講をお考えください。

ひのき塾の一条高附中合格への取り組み

ひのき塾ではオリジナルテキストや公立中高一貫校向けのテキストを使用し、以下の点に留意しながら指導を行っています。

理科問題画像
  • ・実験結果、観察記録の正確な読み取りと特徴的な部分を見つけ分析すること
  • ・問題文をよく読み、出題者の意図を読み取ること
  • ・実験条件や観察条件など解答するときの条件をきちんと確認すること
  • ・安全に行うための正しい実験方法の知識の習得をすること
  • ・写真のように実験や観察を中心とした問題を選んで使用しています。

6.科目別単元別傾向と対策⑤
面接 傾向と対策

適性検査Ⅲ 面接【出題傾向 】

①一条高校附属中学校でやってみたいこと。
②「一条中のスローガン」を5~6人のグループで話し合う。

ひのき塾の一条高附中合格への取り組み

面接内容は「中学に関するもの」、「小学校生活に関するもの」と子どもたちの生活に関係するテーマが多く出題されています。また、「身の回りの社会に関するもの」も話し合いのテーマとして扱われることも多いです。ひのき塾では、日々の授業のなかで子どもたちの「意見」を尋ねるだけでなく、集団授業内で他者の意見を聞き、それを踏まえた上で自らの意見を発言するという環境づくりを心がけています。

7.一条高附中 そっくり模試
(小5生・小6生対象)

国公立中学校を知り抜いたひのき塾が作成する独自の公開模試です。試験科目、試験時間、問題の形式など本番の試験と同じように行われる模試です。公開模試ですので塾生以外の方も受験できます。その日のうちに解説も聞くことができるので、一日で問題演習・復習までを効率よく行うことができます。
適性検査では、調査書(内申)・適性検査(Ⅰ・Ⅱ・面接)を合わせた総合点で合否が決定されます。その中でも当日の適性検査の成績によって合否が決まると言っても過言ではありません。合格のカギは、適性検査で得点できる表現力を持つことと、試験時間内に実力を出し切ることがとても大切です。成績票では、合格率や各教科の順位、評価も記載していますので合格までのロードマップが明確になります。本番さながらの試験と解説で最高の準備ができること間違いなしです。ひのき塾が開校して以来、そっくり模試は、国公立中を目指す多くの小学生が受験し、感動合格へ導いてきた実績のある模試です。国公立中の入試を知り尽くしたひのき塾が独自に作成し、解説まで行う他に類を見ない模試となっています。
一条高附中を目指す小学生は、ぜひ、ひのき塾のそっくり模試を活用してください。

8.合格体験記

合格者の声は以下のリンクからご覧いただけます。

9.考え方を伝える解答作りとオリジナルノート

ひのっきーノート

多くの国公立中学入試では、単純な解答を答えるだけではなく、なぜその答えになるのかという過程を記述する力も要求されます。そのため、多くの問題で、答えだけではなく、その説明も書けるように、広い解答欄が用意されています。また、答えまでの過程といっても途中式のみではなく、その式の一つ一つが何を求めたものなのかの説明を加えなければ、採点をする人には、考えが伝わらず、満点がもらえない場合もあります。「なぜそうなるのか」にこだわるひのき塾の「表現」の授業は、答えまでの過程が重要となる国公立中学入試対策には、うってつけです。また、ひのき塾オリジナルノートを使用することで、さらなる表現力の向上を狙うことができます。

国立中学問題集

国立中学問題集 紫

奈良女子大学附属中等学校をはじめ関西の国公立中学校の入試問題を網羅した問題集です。国公立中学を目指す受験生への徹底した入試対策と入試分析に期待ができます。ひのき塾のオリジナル教材ですので、書店での販売はありません。

10.復習の重要性

ひのき塾の集団授業では、習熟度を上げる取組みとして小テストや実力テストはもちろんのこと、復習の時間を授業時間内外で設けています。たとえば、毎回の授業の中では、前回の宿題の解説を行っています。再度解説を聞くことで内容の定着が深まります。授業外では、宿題以外にやり直しとノート提出を行っています。このように同じ単元の学習を2回、3回・・・インプットとアウトプットを続けていくことで理解が深まり、習熟度がより深まっていきます。下の写真のように算数のやり直しノートでは、式や考え方が下段にまとめられています。同じ問題に対しても一回だけ解くよりも考え方や見方も大きく変わり、解法も増えてきます。表現力も同時に上がり、国公立中の入試に多く見られる思考力や表現力を使う問題が解きやすくなってきます。また、講師からのコメントがモチベーションアップにつながり、勉強が楽しくなっているようです。大手塾にはない復習をベースとした授業は国公立中学校入試に非常に有効です。

復習の重要性

11.エナジード(ENAGEED)の導入

ENAGEED

一条中学校をはじめ、多くの中学校では、集団面接試験が導入されています。この試験では自分の意見を発表すること以外に他人と協調し、意見をまとめるといった能力が求められます。その試験に対応すべくひのき塾ではエナジードを導入しています。

エナジードの授業では、社会、未来、海外・・とステージを変えながら、生徒が自分の力でゼロから1を生む経験を繰り返す練習をします。その中で自身の可能性と「これから何をしたいのか、 どんなことを学びたいのか」に気づきます。新入試で求められる「自身の考えを組み立て、表現する力」を身に付けることができます。

このように、未来を生きる力を養うエナジードは、子どもに本来備わっている能力を気づかせ、発展させます。エナジードを受講した子どもは、明るい気持ちになり、集団面接の質も格段に向上します。単に集団面接試験対策だけでなく、勉強や普段の生活に対してポジティブな心の変化をもたらします。

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