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一条高校附属中学校 令和4年入試を占う①
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一条高校附属中学校 そっくり模試 令和5年12月24日 

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令和4年、奈良に待望の公立中高6年一貫校が誕生します。

 奈良市在住という制限がかかりますが、文武両道を体現する一条高校の附属中学校の開設は、中学受験を予定していなかった6年生を巻き込むほどの人気となり、いったい何人受験するのかという興味さえわいてくるほどの人気校となりました。今回のブログでは、駸々堂テストを基に、令和4年入試の動向を探ってみたいと思います。

 一条高校附中が駸々堂テストのデータベースに上がり始めたのが第3回からですので、そこから最新の特別回までにおいて、一条高校附中を第一志望にしている6年生の人数の変遷とその生徒の偏差値の平均を調べてみました。

上記グラフの青色の棒グラフは、一条高校附中を第一志望にしている生徒の人数を表し、オレンジの折れ線グラフは、その生徒たちの偏差値の平均を表しています。このように男女別の比較をしてみると、他の公立中高6年一貫校と同様に女子の人気が高いことが分かります。

 特別回は、私立志望の生徒の受験者が多くなる回なので、国公立中学志望の生徒の人数が、少し減少するのは男女とも例年通りと言えます。ただ、男女ともに平均偏差値が4ポイントも減少していることが気になります。人数の減少幅より偏差値の減少幅が大きいということは、成績上位者層の志望校変更を示している可能性があり、合格ラインの低下につながります。具体的に申し上げると、第5回の平均偏差値の値は、京都教育大附属桃山中の志望者とほぼ同水準ですが、特別回では、奈良教育大附中の志望者と同水準と言えます。この点については、第6回の結果を見て判断していければと思います。

 一条高校附中の合格ラインは、どのあたりになるのでしょうか?

 こればかりは、実際に蓋を開けてみないとわかりませんが、初年度は、多くの受験者が集まることになりますから、その分、合格ラインは上がってくることが予測されます。ただ、入試日が1月29日ということもあり、附天中や奈良女などの他の国立入試が終わった後の位置取りであるため、附天中や奈良女のラインまで上がってくることは考えにくいと思います。私は、初年度ということもあり、京都教育大附属桃山中ラインに落ち着くのではと予想しています。

 ひのき塾の塾生に目を向けてみます。

 今回の特別回を受験した、ひのき塾塾生の一条高校附中志望者内での順位は、1位、3位、4位、5位、6位、7位、8位、10位・・・となっていますが、ほぼ全員が第1志望を奈良女子大附中としています。仮にこの子たちが全員「奈良女」へ合格したとすると一条高校附中を受験することは無くなるので、合格ラインは確実に下がってきます。一条高校附中の合格ラインは、他の国立中学校の入試結果に大きく左右されるとも言えます。

次回のブログでは、駸々堂の第6回テストの結果を待ってもう少し踏み込んでみたいと思います。

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