先日、奈良女子大附属中学校より令和8年度入試の出願者数と奈良女子大附属小学校からの連絡進学入試の合格者数が公表されました。国立中学校は、附属小学校からの連絡進学者に一般入試の合格者を併せて入学者を決定します。入学者数には一定の制限があるため、連絡進学の合格者の増減が、そのまま一般入試の合格者数に影響します。
令和8年度の連絡進学入試はどのようなものだったのでしょうか。まずはそのあたりから注目していきたいと思います。
令和8年度の連絡進学入試の合格者数は、
男子12名・女子22名 合計34名
というものでした。男女差が大きくアンバランスな印象を持たれるかもしれませんが、附属小学校の生徒全員が連絡進学を希望するわけではありません。ですから、元々の進学希望段階で男女差が大きく出ていた場合は、合格者数にそのまま反映されることになります。ただ、毎年このような差が出るわけではありません。直近の様子と比較してみたいと思います。
実は、ここ2.3年、男女の合格者数は接近しており、元々女子の方が多いのが特徴ではあるものの、令和6年度入試では、男子の方が多く合格するという年もありました。ただ、今年度のように「女子が男子より10名も多くなる。」ということは、私の記憶の中では初めてのことで、令和8年度入試を占う上で特徴的な事例となります。
冒頭にも触れましたが、「令和7年入試に比べ女子の連絡進学の合格者が4名多くなっているということは、一般入試の女子の合格者は4名少なくなり、女子が男子に比べ10名多く合格しているということは、一般入試の合格者は女子の方が10名少なくなる。」という考えは自然なことです。過去にもあったように、令和8年度入試において、女子を多めに合格させるといった何らかの配慮が中学校側からあるとおもいますが、このままの状態で男女同数にこだわると、ここ数年薄まってきていた男女格差が再び鮮明になるように感じます。
続いて一般入試の出願者に注目したいと思います。令和8年度の一般入試の出願者数は、
男子186名、女子225名 合計411名
というものでした。奈良女の入試日は、監禁日5日後ということもあり、実際の受験者数は、出願者数より減少します。令和7年度入試を例にとってみると、男子は249名出願から222名受験(11%減少)女子は270名出願から249名受験(8%減少)となっています。令和8年度入試も同様に減少すると仮定すると、予測される受験者数は、
男子166名、女子207名 合計373名
となります。これを直近の受験者数と比較してみましょう。
男女とも過去最少の受験者数となります。
昨年と比べても、男子は56名の減少、女子は42名の減少となります。児童数の減少や私立高校の無償化の影響で受験者を減らす国立中学校が当たり前になってきている中に合って、孤軍奮闘していた奈良女でしたが、令和8年度入試に限っては大きな波にのまれた格好になりそうです。ただ、受験生にとってはチャンス到来です。特に男子は、附属小学校からの合格者数が過去最少であることと合わせるとビッグチャンス到来といった所かもしれません。(ただこういう時に奈良女は合格者数を抑えてきます。そして追加合格で調整するといった流れです。是非とも日曜日の午後3時に、男女合わせて110名を超える合格者数を期待したいです。)
頑張れ!ひのき塾生。























