H.29入試を振り返ることから始めて見たいと思います。
まず、直近5年間の受験者数と合格者数をご確認ください。
( )内・・・合格者数
H.25 | H.26 | H.27 | H.28 | H.29 | |
男子 | 229(62) | 220(59) | 217(68) | 226(62) | 210(61) |
女子 | 387(62) | 371(58) | 344(64) | 291(52) | 295(50) |
合計 | 616 | 591 | 561 | 517 | 505 |
年々受験者数が減少しており、その数は5年間で100名以上というものです。ただ、下げ止まり感は感じられます。元々男子の減少幅は少なく、女子の減少が大きく響いていたのですが、H.29入試は、H.28入試の人数を上回っています。
ただ、気になるのは女子の合格者の減少です。新しい副校長先生になってから男女差を極力減らすための是正処置が、どうも無くなったみたいで、附属小学校からの合格者の人数にあわせて、きっちり出しています。しかし、合格者が全員入学するわけでもないので、つい先日「新中1生の男子の人数が初めて女子より多くなった」等というニュースが流れて来ました。
補欠合格もだしているのですが、あえて正式入学に至っていないことを鑑みると、
人数減少による入試レベルの低下を嫌っているのだろうか?
などと考えてしまいます。
この人数の減少は、どこまで入試に影響を及ぼしているのでしょうか?次回のブログでは、この辺りに切り込みたいと考えています。