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王寺教室ブログ 「入試まであと……」 王寺 教室

2022.11.15 お知らせ

●入試まであと……

教室に「入試まであと〇〇日」と掲示されはじめ、受験生は焦りを感じる頃でしょう。
そこで、気を付けてほしいことは、どこから手をつけるか悩みすぎず、まず行動する! ということです。

受験を控えている子どもたちは、本格的に志望校を決める時期にさしかかってきました。
中学生は期末テスト直前です。
一分一秒を惜しんで勉強をするべきときなのですが、
友達どうしで「ヤバイヤバイ」と騒いでいるだけになっていないでしょうか。
時折、そう言っているだけで、いっこうに教材に手が伸びない人がいます。
人間は本当に焦りを感じているときにそんな悠長な言葉は出ません。
まず黙々とやることが大切です。

限られた時間、広い範囲の学習をするには効率が求められます。
決められた時間でどれだけのことを覚えられるか、そういうことを友達と競ってほしいと思います。
そうして実りある時間の過ごし方を心がけてくことが求められます。

また、勉強をしていると、間接的に他のものもできるようになることがあります。
例えば英単語を30個覚えたとして、増えるのは30個分の知識だけではないのです。
スペルの法則が身につくことで、次の単語がどんどん覚えやすくなっていきます。
さらに品詞の知識が深まり、文法も得意になっていく。
他には、数学の計算練習を頑張っていたら、
数学を習得する前に理科の文章題が解けるようになっていたという具合に、
間接的な学習効果は枚挙にいとまがありません。

もっと大きな話をすれば、ぼんやりするより教材に向かうことを選んだ事実は、学習習慣への着実な一歩といえます。
科目や範囲選びで悩むより、一つでも多く知識の確認をしましょう。
合格発表日には「得られたのは点数だけじゃなかった」と、最高の涙を見せてくれることを願います。

 

●今回の教育コラム

「勉強とPDCAサイクル」

「PDCAサイクル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ビジネスの世界ではよく聞く言葉ですが、
学生のみなさんには聞きなれない言葉かと思います。

これは、本来は仕事の精度を上げるために推奨される考え方で、
PはPlan(計画)、DはDo(実行)、CはCheck(確認)、AはAction(改善)を意味しています。
これをサイクルとして繰り返すことで、品質を向上させていく、ということです。

仕事を勉強に置き換えてみましょう。
まずは P(計画)です。ちゃんと目標を見据えて勉強ができているでしょうか。
その場しのぎの宿題、テスト勉強になっている人は計画を見直しましょう。

つづいて D(実行)です。いくら計画を立てても、その通りにできなければ意味がありません
夏休みの一日の予定などを決めたとしても、実際に行動しなければいけません。

そしてC(確認)です。課題をやったらやりっぱなしになっていませんか。
まれに宿題の丸付けをやっていない子もいます。自分がやった勉強があっているのか間違っているのか、
またはどうしてその答えになるのかをしっかりチェックすることはとても大切です。

最後にA(改善)です。
これは、テストなどのあとにしっかりやり直しをすること、そして同じ問題を再度間違えないようにすることです。
そうして再びP(計画)に戻るのくり返し。これを「PDCAサイクルを回す」といいます。

PDCAサイクルは、様々なところで活用されている手法です。
基本的なことでもありますし、長期的にも短期的にも優れた勉強方法です。
来年以降の受験生も、是非、この考え方を意識してみてください。

 

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