【勝負の夏を乗り切る!】
受験生にとって「夏の過ごし方が合否を分ける」と言われても、
「実際にどれくらい勉強すればいいの?」「計画通りに進めるコツは?」と疑問に思うことも多いでしょう。
夏休みは、学校の授業が進まない唯一の長期学習期間です。
今回は、受験生が夏休み後半に達成すべき目標や効果的なスケジュールの立て方などを詳しく解説します。
■なぜ「受験生の夏休み」が重要なのか?
夏休みが「天王山」と呼ばれるのには明確な理由が3つあります。
① まとまった学習時間を確保できる最後のチャンス
2学期が始まると、特に中学生は学校の重要単元の授業や大きな行事で追われるため、自分のペースで苦手克服や総復習ができるのは夏休みが最後です。
② 基礎力の完成と応用力への橋渡しができる
今までのの既習範囲を完璧に整理し、秋以降の過去問演習や実践問題に対応するための土台を作る重要な時期です。
③ 長時間勉強する「体力」と「自信」がつく
夏に限界まで努力した経験は、直前期のメンタル面での大きな支えになります。
■夏休みにやるべき学習テーマ
・これまでの「総復習」と「弱点克服」
模試の結果などを分析し、自分がつまずいている単元をリストアップしましょう。
特に英語・数学(算数)などの積み上げ型科目は、夏のうちに穴を埋めておかないと秋以降の成績伸び悩みの原因になります。
・朝型生活の徹底
入試本番は朝から実施されます。夏休み中も学校がある日と同じ時間に起き、午前中から頭をフル回転させる「朝型リズム」を維持しましょう。
ひのき塾の夏期講習も、朝からですね。
■ 「やるべきこと」をタスク化してから計画を立てる
いきなり時間を区切るのではなく、「この問題集をいつまでに終わらせる」などといったタスクを洗い出し、それを日割りに落とし込みます。そのときに大切なのは、予備日を週に1日作っておくことです。
予定通りに進まない日が出てくることを見越し、週に半日〜1日は遅れを取り戻すための時間として確保するのが理想です。
自宅だけだと集中力が切れやすいため、塾の自習室などを活用してメリハリをつけましょう。環境を変えて集中力を維持することができるはずです。
夏休みの努力は、早ければ秋の模試、遅くとも冬頃に結果となって表れます。
焦らず、自分の課題としっかり向き合って毎日を着実に積み重ねていきましょう!
〇読書のススメ 第3回
先日、作家の東野圭吾さんが亡くなりました。ご冥福をお祈りするとともに、数多くの名作を執筆された東野さんの本を紹介しようと思います。
東野圭吾著 『白夜行』
東野圭吾さんの作品のなかで、僕が一番好きな作品です。
この本を初めて本屋さんで見かけると、おそらくその分厚さに驚くと思います。
それもそのはず、この作品は800ページを超える長編です。
しかしそんな長大な物語でも、一気に読ませる圧倒的な構成力と面白さがあります。
主人公の二人の心理を描く描写や、直接会話する場面はほとんど描かれません。
周囲の視点や出来事の積み重ねによって「裏で何が起きているか」を読者に察させる巧みな叙述トリックが見どころです。
白夜とは、太陽が沈まない薄明るい夜のことです。
決して許されることのない罪を重ねながらも、互いの「白夜」を照らす唯一の光として存在し続けた二人の関係性が描かれています。
単なるミステリーの枠を超えて、重くも切ない人間ドラマと言える作品です。





















