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奈良教室小学部ブログ 奈良 教室

2020.02.15 お知らせ

 

【受験を終えた保護者様の受験記】

 

小学部担当の北見です。

地域№1合格実績を誇るひのき塾奈良教室

〈2020奈良教室単独合格実績〉

大教大附属天王寺中学…7名合格

 

奈良女子大附属中学…10名合格

京都教育大附属桃山中学…3名合格

*内部進学生・他塾併用生一切含まず。

 

ひのき塾奈良教室、今年度の小6生も頑張りました!

学校から塾に直行しては授業開始まで黙々と準備をし、授業終了後も1時間、2時間と自主的に残って自習に励んだ成果が出ましたね。

そして、同じ志をもつ仲間が勉強に集中する姿に励まされ、みんな最後まで準備を怠りませんでした。

 

子どもたちだけではありません。

大きな壁に向かっていくわが子を、ほどよく見守り、ほどよく手を差し伸べ、栄養たっぷりのおいしいお弁当を毎日つくってくださり、さらに、仕事でお疲れのところを、ほぼ毎日塾への送迎・・・

保護者の皆様の温かいご支援

なくして、この合格はあり得ません。

 

今回の受験で、見事、感動合格を成し遂げた塾生の保護者様からメッセージを頂戴いたしました。

「来年、再来年、中学受験を予定されている方の励みに」ということで、書いてくださった文を以下に掲載させていただきます。

①大教大天王寺・奈良女子大に合格したAさんの保護者様

 5年生の入塾当初、娘は算数はそこそこできたものの、国語はほぼドンケツからのスタートでした。「これはまずい!読解力以前にまず国語力だろう」と、あまりのできなさに血の気が引きました。国語力は全ての教科に影響するため、これをなんとかしないことには合格はない、と本人が強く自覚し、「じゃあ、どうすれば国語力がつくのか」を一緒に考え、実行しました。

 例えば、女子大のディスカッション対策も兼ねて、日常生活の中では相手にわかりやすい説明を端的に話すなど、「筋道の通った説明」をするよう意識付け、塾の帰りに毎回その日の出来事を話してもらいました。その他、塾の課題は徹底的に理解することはもちろん、夏休みには新聞のコラムの要約や短い作文を書くなど、計画的に決めて取り組みました。

 真面目な性格なので、本当に一生懸命やりましたが、しかし思うような成果はなかなか出せず、焦りと不安で、本人は悶々としていました。国語はすぐには成果がでないから気にするな、と言い聞かせたものの、今までのやり方で良いのだろうか、もっと効果的な方法はないのだろうかと、私も悶々としていました。結局、これは!という打開策がないまま、試験の度に落ち込んでは気を取り直し、その都度、反省会をして間違った理由を分析し、「次こそは!」と気合いを入れること数十回。主に塾の授業を中心にして、クラス分けや駸々堂などの近いテストを目標に設定して頑張った結果、やっと国語のクラスがαに上がったのは12月でした。

 しかしクラスが上がったからといっても点数は安定せず、日々のテストの結果や周りを見ると、自分のレベルはまだまだ低いと認識し、学校の空き時間を利用して問題を解くなど自分なりに努力をしていました。そうして迎えた6年生の夏合宿、今度こそは上位を取る!と意気込んだのですが、やはり思うような順位がとれず、帰りのバスでは号泣したそうです。(真ん中くらいの順位だったかと思います)娘の頑張りを日々見てきた私たち親も、この涙はかなり堪え、なんとかしてやりたいと赤本を手に、全教科の対策を練り始めました。国語以外で点数を取るためです。

 夏頃、「第一志望は大教大附属天王寺にしたい」と本人が決めたので、それに向けた対策をするにあたり、「作文の配点が大きい」という塾での情報を元に、夏以降は私たち親がヤマを張ったテーマの作文を書くという練習も始めました。

 2学期以降も点数に波があり、一喜一憂する状態でした。そんな不安定さが心配だったので、努力でカバーできることはしておこうと、11月頃からは新たに購入した漢字の問題集も始めました。そんな地道な努力の成果が現れてきたのか、最後の実力テストでは塾全体で5位となり、本人は自信がついたようです。でも、私は落ちることも覚悟していました。5位とはいえ、未だ「問題の相性が合えばラッキー」という出たとこ勝負感が否めなかったからです。

 そうして迎えた受験本番、本人としては出来が悪かった1次ですが、奇跡的に合格をもらいました。一番危惧していた国語をクリアでき、大喜びしたのですが、それも束の間、ここで大きな問題が残っていました。

 とても真面目な我が子、でもその性格が災いして宿題を丁寧にやり過ぎ、さらに1次の合格しか見えていなかったため全教科において殆ど復習ができておらず、全くといってよいほど手を付けてなかったのです。そのツケが顕著に出たのが理科でした。最後の順位は塾全体の半分くらいでしょうか。

 せっかく受かった1次。こうなると、たとえ1教科でも足を引っ張るわけにはいかなくなった2次。「天王寺は1次の出来でほとんど決まる、2次での挽回は難しい」と聞いていたので、これはもう1点も落とせない、つまりは全教科満点を取るしかないと親子3人で、それはもう必死な2日間となりました。

 まず理科ですが、対策としては、すでに1月から始めていた、学校の教科書に沿った問題集を2日で仕上げ、さらに5.6年の教科書と付録のワークを丸暗記する勢いで読み込み、特にワンポイントアドバイス的な箇所と実験方法は入念に覚えました。

 苦手なバスケは公園でこっそりとお父さんが特訓し、家庭科・図工も、出ると思われる問題を想定しながら、私と一緒に教科書を読み込みました。そして、やっと範囲が終わる見通しがついた頃、まさかの「デッサン苦手です」宣言。急遽、本屋へ走って対策本を買い、あやふやだったポイントを押さえ、「よし!」と言えたのは本番前日の夜。ともあれ、こうして苦手な箇所は徹底的に潰し、やれることは全てやりました。その結果、どうやら会心の出来だったらしく、社会を3問ほど間違えた以外は全て満点(多分)でそろえることができたそうで、おかげで2次も合格となりました。

 すぐ後に女子大の受験があったのですが、怒濤の天王寺対策の後で灰になっていたにもかかわらず、受験勉強および受験はかなり楽だったようで、こちらも合格をもらいました。

 最後に受験校選びですが、当初は天王寺の1次の翌日に奈良学園B日程を受ける予定でした。しかし、副教科の進み具合から、これは直前で詰めるしかないと判断し、本気で天王寺に懸けるなら、たとえ1次に不安があったとしても万一受かった場合を想定し、B日程の時間を天王寺対策に当てるべきだと家族会議で決定し、それが功を奏しました。B日程は保険のつもりだった娘は、この賭けのような選択は相当不安だったと思いますが、しかしこの1日がなければ本当に危なかったです。

 余談ですが、11月以降は、家族全員かかさずR1(ヨーグルト)を飲んでいました。

 ドタバタな受験直前の1週間でしたが、「楽しかったね」と今でも満足そうに話しています。合格はもちろん嬉しいのですが、私としては2年間の努力でドン底から5位にまで国語を伸ばせた経験が、娘にとって大きな財産だと嬉しく思っています。色々悩んだ2年間でしたが、子供と一緒に頑張れるのが中学受験の良いところ。達成感あり、感動ありで、本当に楽しかったです。

 国語の苦手なお子様、ぜひ頑張ってみてくだささい。感動すること必至です。

 

 

②京都教育大附属桃山中学校に合格したBさんの保護者様

  入塾テストの際に、解答よりも解き方や考え方に注目して解説いただいた時から、一人ひとりのことをそこまでよく見てもらえるんだと、すべてを先生に託そうと決めました。小6の6月からの入塾で、かなり遅いスタートでしたので、周りの塾生とはかなりの実力差がありました。初めは授業内容が分からず、毎日必死に宿題と予習問題に取り組み大変でしたが、負けず嫌いの性格が良かったのか、上位の子に負けじと勉強しました。できるだけ塾に通い、授業のない日も自習室を利用して、夜遅くまで勉強していました。復習テスト対策が自分の思うレベルまでに達せず、塾に行ける状況ではなかった時もありましたが、先生から的確にアドバイスいただき、大きな壁を乗り切ることができました。苦手だった文章表現も本当に根気よく何度も丁寧にご指導してくださいました。また、毎週送られてくる保護者へのメッセージが私はとても楽しみで、いつも私の心の支えになっていました。

 おかげさまで、最後まで受験勉強をやり抜くことができ、本人が希望していた国立中学校にご縁を頂くことができました。本当に色々とありましたが、この受験を経験したからこそ、とても濃い時間を過ごせたと思っております。先生の指導とひのき塾の良い環境には本当に娘と私たちを短期間で、大きく成長させてもらいました。娘も「この塾だからがんばれた!」と言っております。時に叱咤激励をしてもらいながら、娘を温かく見守って頂き、本当にありがとうございました。感謝の気持ちで一杯です。

 

奈良教室の子たちの頑張りの陰には、保護者の方々の温かいご支援があります。

塾ですること、しないことを分別し、塾を活用して、足りない部分をご家庭でフォローしてくださっております。

こうして、子どもたちも、私たち先生も、そして保護者の皆様もみんな本気で一つのことに向かっていくので、毎年ドラマが生まれます。

そのドラマの後、一回りも二回りも逞しく育った子どもたちの姿がそこにあるのです。

これが教育の醍醐味です。

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