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水都国際中学校

水都国際中学校 令和8年入試(偏差値)を占う①
水都国際中学校

新校舎が完成し公立中高一貫校としては群を抜く設備を兼ね備えた学校となりました。私立中学校を選ぶ生徒が重視する選択肢の一つに「設備の良さ」があげられますが、水都国際中学校の学校設備は、勉強面だけでなく部活動の側面から見ても私立校に比べて遜色のないもので、素晴らしいものと言えます。また他校にない国際バカロレアコースを兼ね備えている点も注目したいところです。英語を中心としたグローバルな教育方針を求める生徒にとってはこの上なく魅力的に映る学校と言えます。当然その人気も高く、競争倍率も高くなってきます。今回のブログでは、過去の入試結果から水都国際中の令和8年度入試を占ってみたいと思います。

まず、直近の志願者数に注目してみたいと思います。次のグラフをご覧ください。

新校舎が完成したのが令和4年9月でしたので、令和5年入試で受験者が急増したのは納得ができます。注目したいのは、その後受験者数がなだらかに減少し、令和7年度入試において初めて受験者が300名を切り288名となった点です。受験者数が減少する動きは、水都国際中だけに限らず、多くの国公立中高一貫校にみられる現象です。私立高校の授業料無償化制度により私立高校に行きやすくなったことにより、私立中学校の人気が高まった点が大きな理由です。学校側もこうした流れに伴い

令和8年度入試より「募集定員を10人減らして70名とする。」という変更をとりました。

ただ、群を抜く設備と国際バカロレアコースという他校にない制度は、水都国際中のコアな人気を支えており、令和8年度入試で大きく減少することは考えにくいと思います。逆に300前後に戻る可能性も十分あり得ると考えます。

次に競争倍率に注目したいと思います。

児童数の減少に伴い各中学校の競争倍率が低下するなかで、3.6倍~5.18倍という競争倍率は驚異的なものです。受験生が288名とはじめて300人を切った昨年度入試ですら3.6倍なので、18人中5人しか合格できないという狭き門です。

ただ、ここで注目したいのは受験日です。水都国際中の受験日は、令和7年度入試を例にとってみると1月25日となっており、私立中学入試解禁日である1月18日の1週間後であるということです。大教大附属天王寺中学校や主だった難関私立中学校の合格発表は終わっており、前述の学校が第一志望である合格決定者は、水都国際中の併願受験を取り止めます。水都国際中の受験日は、敗者復活的な側面を持つポジション取りをしているということです。予め成績上位者を除いたような状態での入試になるので、その分、合格ラインも下がってきます。

次に、駸々堂テストの結果に注目したいと思います。直近の合格者の平均偏差値をご覧ください。

令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 令和7年
男子 51 57 56 52 50
女子 56 51 55 52 51

男女ともに受験者数が400名を超えていた令和5年を境目としてなだらかに下がっている様子が確認できます。受験者数と合格ラインが連動して上下していると考えることができそうです。このことより令和8年度入試の受験者が、令和7年度を下回り280名となった場合合格者数は70名なので、その競争倍率は、4.0倍となります。この数値は、令和6年と同水準なので合格者の平均偏差値は52と予測できます。平均偏差値が52ということは合否のボーダーラインは50前後となってきそうです。また、受験者数が300名を超えてきた場合は競争倍率が4.3倍となり令和3年度入試に近くなります。この年の男女平均は53.5なのでこの辺りまで上がってきそうです。ボーダーラインは52前後となりそうです。

いずれにせよ、対策を専門に行っている学習塾で準備をしっかり整えておくことが、狭き門を突破することに繋がると思います。

 

ひのき塾なら、国語・算数・英語・作文に絞って学習することができます。4年生・5年生ならば理科社会を加えて「大教大附属天王寺中学校」との併願受験も考えていけると思います。感動合格へ導いてまいります。

 

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